テーマ:エコツアー体験記
2018年09月19日|
辻野 啓一 |
百段階段
途中の各部屋で繰り広げられる灯りの工夫は
驚きの連続、至福の極み
=====東京都目黒=====
1935年 昭和10年に建てられた目黒雅叙園の百段階段。
欅のどっしりした階段。
天井には数々の名画。
途中にある7つ部屋を利用して和の灯りを楽しむ
「和の灯り×百段階段2018」を見てきた。


入り口で迎えてくれる二つオブジェ。

いよいよ階段上りが始まる


窓ガラスのサン、脇に伸びた階段にも時代の重さをずっしり感じる。



部屋の天井や壁には名画が書かれている。ついつい溜息が出る。

各部屋が施行を凝らした造りになっていて、各部屋へ入るたびに驚きの
おどよめきが伝わってくる。



暗がりに浮かぶねぶた像
三枚目の写真に写っている壁の絵を見てほしい。
ねぶた像とその部屋の絵の組み合わせが見事だ。


不思議なガラスのオブジェ。真ん中に収まる妖花は何になんだろうか?
月下美人にも見える。魔女の花と呼ばれベラドンナはこういう形状の花か?


次の部屋は動物の群れ。

部屋の真ん中にも動物が飾られている
何故かテネシー・ウィリアムズの「ガラスの動物園」という名を思い出した

銀杏を飾った灯り


ちょっと驚いた釣り鐘のような顔、顔、顔

何と説明してよいか分からない作品。

沢山の風鈴




最後の部屋には長く繋がった生け花。
最後の部屋の掉尾を飾るにふさわしい堂々たるいでたちだ。

おまけエレベーターの壁の唐獅子
もともとある宝を活用して新しい魅力を加えた今回の企画は
多くの人に支持された。
来年はどんなテーマで味付けするかの知恵比べが楽しみだ。
事務局長 辻野
テーマ:エコツアー体験記
2018年09月14日|
Administrator |
8月中旬から2週間、14年ぶりに仕事でガラパゴス諸島に行ってきました!
今回はガラパゴス諸島の旅のスタイルの定番ともいえるクルーズ船で島を巡るのではなく、
サンタクルス島、イサベラ島、そしてサンクリストバル島と人が住んでいる島に滞在しながら、
その島の間を高速艇ボートでポップコーン状態になりながら巡ってきました、笑。
ちなみにガラパゴス諸島で居住区がある島は4島で、フロレアーナ島にも村があります。
さて、今回の旅を通じてふと思ったこと、それは、、、
「ガラパゴス諸島の人が住んでいるどこの島を訪れても、
人と自然の距離感が相変わらず近い場所だったな」と。
サンタクルス島では、海沿いの島のメインストリートを散歩しているとウミイグアナやペリカン、
ダーウィンフィンチやマネシツグミにお会いし、標高が少し高いハイランド地区の農園の中を歩けば、
家畜の牛と一緒にそこら中で草を食べたり昼寝をしているガラパゴスゾウガメくんたちを見かけ、
イサベラ島では小さなボートから横を見ると、岩の上で寝転がるペンギンくんや楽しそうに海を泳ぐ
ウミイグアナ、ウミガメ、ホワイトチップシャークくんに出会い、最後に訪れたガラパゴス諸島の
州都ことサンクリストバル島では、アシカくん達がゴロゴロしている横を観光客が歩き、
島民が普通に生活を営んでいる、というガラパゴス諸島の日常風景がありました。
1978年に世界自然遺産第一号に登録され、エコツーリズムの先進地例として様々な取り組みを
してきたガラパゴス諸島。
2007年には危機遺産に登録されるも、その後解除に。
自然の保全とその持続的な活用を巡り様々な利害関係者がぶつかり合いながら築き上げてきた
ガラパゴス諸島のエコツーリズム。
そんなガラパゴス諸島を14年ぶりに訪れて、14年前と変わらない島の日常の景色を眺めながら、
日常の中にある積み重なる時間の層を感じた旅でした。
それにしても、今回はチビからデカまでウミイグアナがそこらじゅうにたくさんいたな、笑。
(事務局・赤間)

サンタクルス島、ハイランド地区の農園

サウスプラザ島のイグアナ

サンタクルス島の道端で日光浴するウミイグアナの大群

サンタクルス島からイサベラ島に向かう高速艇ボート

イサベラ島のウミイグアナ

イサベラ島で泳ぐウミイグアナ

イサベラ島の遊歩道のワッサワッサいるウミイグアナ

イサベラ島の遊歩道の途中で見かけたフラミンゴ

イサベラ島のパン屋さん

イサベラ島、溶岩トンネルとサボテン

サンタクルス島の市場でお昼寝中のアシカ

サンクリストバル島のビーチでくつろぐアシカ

サンクリストバル島の夕暮れ時


ガラパゴス諸島のクラフトビール(ラベルがオシャレね)
ガラパゴス基本情報(日本ガラパゴス友の会)
http://www.j-galapagos.org/galapagos/galapagos_base.html
ガラパゴスに行って見たい!(アートツアー)
http://www.galapagos.jp/?page_id=4983
テーマ:エコツアー体験記
2018年09月06日|
辻野 啓一 |
「嶽(だけ)きみ天」ってなに?
===青森====



青森で大変人気の「あぶり天丼」の店、「天じゅん」に行ってきた。
まずは普通の天丼がだされる。


大将にお願いするとバーナーでてんぷらをあぶってくれる

かすかに焦げ目のついたてんぷらは香ばしく美味だ。
このビフォー・アフターが楽しい。

品書きの札の中にひときわ、眼を惹く文字が!

「嶽(だけ)きみ丼」????????「一体なんだ?」

正解はともろこしの天ぷらだ。
だけは青森言葉でトウモロコシのこと。嶽はトウモロコシの取れた地区。
嶽地区は朝晩の寒暖の差が大きく、それがトウモロコシの糖度を増す結果に。
マーケットに出回るのがお盆から9月中旬と意外に短い。
町の人のこの甘いトウモロコシを待ち望んでいる。
青森の季節の風物詩的存在だ。

県庁の生協にも嶽きみの到来を知らせるポスターが。
この時期に「青森を訪れた人は幸運だな」と思わせる、
まさに「今だけ、このだけ」の食材だ。
夜は盛岡に移る。なんといっても冷麺だ。

知人にbest of best 冷麺を聞き、勧められたのが「盛楼閣」。
店の中は大変な賑わいだ。

辛みは別盛りにして自分で調整して食べる。

これまで食べたことのないような美味い麺とほのかに甘いスープに
うっとりしながら食べてしまった。
また忘れない味が誕生、この経験、この発見が旅の醍醐味だ。
事務局長 辻野
テーマ:エコツアー情報
2018年09月05日|
Administrator |
日本エコツーリズム協会によるエコツアー推奨制度「グッドエコツアー」の第37回募集が開始されました!
グッドエコツアーは、エコツーリズムの考え方に基づく一定の基準をクリアしたツアー商品を、日本エコツーリズム協会が『おすすめエコツアー』として推奨する仕組みです。
推奨ツアー一覧 http://www.ecotourism.gr.jp/index.php/get/tourlist

溶岩台地の森でのんびりハイキングツアーの様子(NPO法人飛騨小坂200滝)
推奨されると雑誌や新聞、ラジオ等の取材で優先的に紹介がされます。
また各種環境・観光関連イベントに日本エコツーリズム協会が出展した際、『おすすめエコツアー』として紹介します。
応募対象は下記のすべての項目に該当するツアー。
1)自然や文化を紹介するガイドが同行する。
2)国内を訪問先とする。
3)消費者が継続して同内容のツアーに参加できる(シリーズ も可)。
4)有料で提供されている。
推奨されるとこのロゴマークが使用できます。

応募用紙等は下記からダウンロード可能です。
エコツアー事業者様からのご応募をお待ちしています。
http://www.ecotourism.gr.jp/index.php/get/how2get/
※2019年5月31日締切り