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エコツーブログ

コケ、ブナ、シダ、そして奥入瀬のサグラダファミリアに出合う

テーマ:エコツアー体験記
2017年08月28日| Administrator

コケ、ブナ、シダ、そして奥入瀬のサグラダファミリアに出合う

 

 

8月19日、20日、青森県主催の自然観察ガイド育成研修会が奥入瀬渓流館で開催され、青森に行ってきました。

 

 

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研修@奥入瀬渓流館周辺

 

 

初めての青森、そしてせっかく奥入瀬まで行ったので、研修会が終わった翌日、おいけんさんのネイチャーツアー「シダ植物観賞ツアー」に参加してきました。

 

日本三大コケの聖地として知られる奥入瀬渓流の散歩道。ガイドさんに案内してもらい、石ヶ戸休憩所の入り口から入り、皆が行く上流の方向ではなく、下流に向かって歩いて行くと、ある地点を界に湿った空気感に。足元をみるとシダの葉が一面に。

 

 

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ツンツンとしたシダの葉。表の世界はいたって普通だけど、知ってしまった裏の世界。足元に生えているシダの葉たち。普段は上からしか見ないけど、ガイドさんにうながされるままシダの葉っぱを裏返してみると、、、そこには私が知らなかったシダの裏の世界が広がっていました!

 

 

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これシダの胞子だそうです。自然が育む幾何学模様。不思議だけど、魅了される葉ですよね。この自然が育む植物たちを自分の建築作品の中に取り入れたのがスペインのガウディ。

 

シダ植物観察ツアーに参加する前に「奥入瀬にサグラダファミリアがあるから!」と教えてもらい、シダツアーで奥入瀬渓流沿いを歩きながらふと思い出したガウディ。木に巻きつく枝、どうやって支えているのだろうか?!と思うくらい重力を無視したように川の方向に自由に伸びている木の枝、石や木の表面にひっついているコケのカタチ、ブナやシダの葉、そして冬虫夏草などなど、奥入瀬の自然の中にはガウディの植物装飾いたるところに。

 

 

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研修が始まる前日に訪れた日本一のブナの巨木「森の神」のことを思い出し、サグラダファミリアの中に立ち並ぶ柱を思い出しました。このブナの木3本に分かれているんです。3本に分かれた木には神が宿るという言い伝えがあり、伐採を逃れたらしいですよ。

 

 

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森の神

 

 

 

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サグラダファミリアの内部(参考)

 

 

余談ですが、この3という数字、サグラダファミリアの中にもあるんですよ。正確には33。サグラダファミリアの受難の門の入り口に4x4の魔法陣があり、縦横斜めを足すと33に。これはキリストが磔にされ、復活した歳なんですって。

 

ところで、肝心の奥入瀬のサグラダファミリアはどこにあったかというと、、、私はガイドさんに教えてもらうまで、それを見ていながら、全くきづきませんでした。やはり奥入瀬、それはミクロの世界にありました、笑。

 

 

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そういえば、9月2日(土)のブラタモリは「十和田湖・奥入瀬」だそうです。

http://www.nhk.or.jp/buratamori/

 

 

事務局・赤間

 

 

 

 

 


飯能(埼玉県)秋のエコツアー情報

テーマ:エコツアー情報
2017年08月15日| Administrator

飯能 秋のエコツアー情報

エコツーリズムのまち埼玉県飯能市から秋のエコツアー情報が届きました!

 

いくつかピックアップしてご紹介します

 

さがす・あじわう ?高麗川の清流にふれる日曜日?

高麗川の清流の水生生物を、実際に川に入って見つけます。

地物の川魚料理もふるまわれ、五感すべてで楽しめるツアーとなっています。

ご家族でのご参加におすすめ!

 

黄門様育ての親 中山信吉ロマンウォーク?年一回宝物殿公開?

水戸藩過労であった中山氏ゆかりの地である中山地区で館の跡や、加治神社など

歴史文化が漂う道をガイドさんとめぐります。

年一回のみ公開の宝物殿も!老舗日本料理店のランチ付き

 

詳細は下記チラシをクリックしてご覧ください(PDF

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狭山丘陵でマウンテンバイクに挑戦!

テーマ:エコツアー体験記
2017年08月11日| Administrator

狭山丘陵の観光振興に関する事業の一環で狭山丘陵をマウンテンバイクで一周するフィールドワークに参加しました

 

 

この日の天気予報は雨でしたが、皆の日頃の行いのおかげか、何とか雨に降られずに薄曇りのなかスタートできました。

 

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ご案内いただいた西多摩マウンテンバイク友の会の皆さん

 

 

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ダートの緊張感は気持ちイイ!

 

 

今回の一番の発見は、ダートを走る時の心地よい緊張感と、ダートを走り終えた時のちょっとした達成感を得られたことでした!ぬかるみや砂利道にも負けず、マウンテンバイクはよく走ってくれるということが分かり、バイクへの信頼感がすごく変わりました。

ダートを走り終えた後に、狭山湖畔沿いを走り、展望台と堰堤を走った時は眺望が開け、右手に湖、左手には街が見え、その対比がとても面白かったです。

 

 

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狭山湖に出たところ。プロカメラマンの鈴木英之さんに撮っていただいた写真です。

 

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狭山湖の展望台。冬はここから富士山が望めるそう。

 

狭山湖を過ぎるとすぐに二つ目の湖、多摩湖が見え、広々とした堰堤を、右手に湖面、左手に公園の緑が見え、ゆったりと走ることができ気持ちがイイ!

 

 

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ゆったりと車を気にせずに走れる堰堤

 

 

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多摩湖の右手にあたる狭山公園と、その向こうには西武園遊園地駅周辺の街。

 

二つの湖を見て感じたことは、こんなに湖の水面を身近に見ながら自転車を、こんなに安全に車など気にせずに走ることができる場所はそうないのではないかと思いました。

 

 

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湖岸の見えるのは狭山丘陵の森

 

 

山と呼ぶ程には高くない、モコモコとした丘の連なりが湖を囲み、幅広い人の利用に応えられる貴重な場所だなあと感じ、周辺に住んでいる方がうらやましくなりました。

 

今回、ご案内いただいたのは、西多摩マウンテンバイク友の会の皆さんです。代表の中澤さんがリーダーとなり、各グループに2人のガイドがつきました。

ダートを走るのは最初おっかなびっくりでしたが、後ろから、ギアのチェンジや、ブレーキの使い方、ぬかるみを通る時はブレーキは使わずまっすぐにさっと走ることなどのアドバイスをきめ細かくしていただいたおかげで、転ばずに無事に走りきることができました。

マウンテンバイク友の会は会員が250人ほどで、狭山丘陵やあきるの、青梅などで、走ったりしているそうです。

そして何より感動したのは会の活動に環境整備に関するボランティア活動が位置づけられているということでした。環境を利用するだけでなく、環境を維持し守るために自分たちで出来ることを会員それぞれがされているということです。素晴らしいですねー。

 

今回のマウンテンバイクの体験はまだ一般に募集をしたりはされてないそうです。

商品としてツアーを実施する前に、きちんと利用の方針や、地域の方等の関係者の間で理解を得ることが大切だと友の会の皆さんは考えているからです。

 

時として、一つの環境を異なる形態で利用すると、利用者間のトラブルや軋轢が生じることがあります。登山客とトレイルランナー、マウンテンバイクなど。利用者相互のトラブルや、地権者や自治会などとのトラブルなどもあり、その結果、利用が制限されてしまうことがあります。

 

友の会の活動は、利用のあり方や、関係の構築などにおいて、とても良いモデルになっていくのかなあと思いました。

 

最後に狭山湖の展望台からは冬になると、湖面の向こうに富士山を見ることできるそうです。ぜひ今度は富士山を見に行かなきゃ!

 

 

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運動のあとは、武蔵村山市の名物「村山うどん」で締めくくりました!

肉汁うどんで召し上がるのが、イイ!

 

 

日本エコツーリズム協会・事務局

高野千鶴

 

 


夏の白神山地

テーマ:エコツアー情報
2017年08月01日| Administrator

夏の白神山地

 

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光が透けるブナの森と、澄んだ水の色

晴れた日の沢あるきは最高です。

白神山地の奥にすすむには、これが道になります。

 

 

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7月初めから気温30度をこえる日がかなりあるのに、

標高300m少しで、この雪渓

 

改めて、白神はすごい!!

 

春からの雨の少なさがこんな景色を作っています。

ここを通らないと進めない私たちには難所ですが・・・。

 

 

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休憩になると、フキの葉を丸めてその場でコップを作ります。

白神の沢は道になったり、きれいな景色を作ったり、そして飲み水になります。

ジャブジャブ歩いた川で、足元の水をすくって飲みます。

 

 

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時々、こんな可憐なお花が迎えてくれることがあります。

誰も来ない山奥でひっそりと咲く、クルマユリ

まるで宝物を見つけたような気分です。

 

 

白神は森と沢でできた恵みの森です。

マタギ達は、山には山の神様、川には水の神様がいると伝えてきました。

人間や動物の飲み水となり、植物を育てる恵みの雨。

 

一方で、大雨や大雪は山をくずし、生き物の生活をこわす大きすぎる水。

自然の恵みは、山の人だけでなく、すべての生き物が受ける恩恵です。

それでいて、人の力でどうにもならない恐れ多いもの、だから神様かもしれません。

 

 

<白神マタギ舎ホームページはこちらから>

 

 

 


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