テーマ:エコツアー体験記
2015年05月30日|
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★三重県鳥羽市のエコツアー会社「海島遊民くらぶ」様から、この季節ならではのエコツアーの様子が届きました。
【Secret of the taste】
今日は漁師町の島ランチツアー(答志島)に行ってきました!
今日の答志島。船を降りた時からいい香り♪
ちりめんじゃこが干されていましたー!
そして、なんと!
ちりめんの作業をちょっとだけ体験させてもらいました!
・まんべんなく太陽があたように
・ちりめんの形を壊さぬよう丁寧に
ちりめんじゃこをひっくり返します!
こんなに手間がかかっていたなんて!
知らんかった...
だから、こんなにうまいんか!
これからは、しっかり噛みしめながら味わおう!
と、心に誓った、ちりめん作業の体験でしたー!
海島遊民くらぶオズ
https://www.facebook.com/Kaitoyuminclub


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テーマ:エコツアー体験記
2015年05月26日|
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坂戸城跡でカタクリをはじめ春の山野草との出会いを楽しんできました。(新潟県)
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GW前半の休日を使って、新潟県南魚沼市の坂戸城跡(坂戸山)に行ってきました。天地人ゆかりの山城として知られる坂戸山は、標高634m、山麓から山頂までの高低差400m程度のハイキングや軽登山にぴったりの山で、地元の方にとっては東京でいう高尾山の様な存在かと思います。今回は湯沢里山クラブの高橋さんに案内していただき、この地で有名な「カタクリ」をはじめとする春の山野草との出会いを楽しんできました。
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カタクリ【片栗】(ユリ科カタクリ属)[英名:Dogtooth violet]
坂戸城跡の山麓付近にあるカタクリの群生地。斜面一面を覆い尽くすカタクリは、さすが見応えがあります。
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ショウジョウバカマ【猩々袴】(ユリ科ショウジョウバカマ属)[英名:Japanese hyacinth]
カタクリほどではありませんが、ショウジョウバカマもところどころ群生していました。
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イワウチワ【岩団扇】(イワウメ科イワウチワ属)[英名:Nippon Bells]
登山道に沿ってずっと咲いていて、可憐な桃色の花が、常に目を楽しませてくれていました。
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イワナシ【岩梨】(ツツジ科イワナシ属)[英名:Trailing Arbutus, Mayflower, Ground Laurel]
6月には実がなり、それが梨のように甘酸っぱく、とても美味だそうです。
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シュンラン【春蘭】(ラン科シュンラン属)[英名:Riverstream orchid]
まさに春に咲く蘭で、カタクリと並ぶスプリングエフェラメルの代表種。山菜として、茹でて酢の物にしたり、塩漬けにしてお茶にしたりできるのだそうです。
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タムシバ【田虫葉】(モクレン科モクレン属)[英名:willow-leafed magnolia、anise magnolia]
パッと見はコブシ【辛夷】とよく似ていますが、その見分け方は簡単。先ず木が一本立ちしていればコブシ、株立ちしていればタムシバ。更に花の中央(雄しべ部分)の色が黄色ならコブシ、赤色ならタムシバです。
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坂戸城跡(坂戸山)の山頂付近から景色。近くには八海山や巻機山があり、遠くには谷川岳などが望めます。
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山麓のカタクリは栽培種だけど、山頂のカタクリは野生種だろうとのこと。山麓のカタクリのように一面を覆い尽くすような迫力はありませんが、比較的苛酷な環境下で一生懸命咲いている姿にむしろ惹かれました。
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這いつくばって一枚パシャ!
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早春ということで、ところどころ雪も残っていましたが、普通のトレッキングシューズでも十分対応できました。登りでは足元の山野草を見て楽しみ、下りでは魚沼産コシヒカリの産地「魚沼平野」を眺めながらの下山でした。
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オオイワカガミ【大岩鏡】(イワウメ科イワカガミ属)[英名:Fringed Galax、Fringed Bells]
午前中はまだ蕾だったオオイワカガミが、日中の暖かさで午後には開花を始めていて、季節の変化を垣間見る絶好の機会となりました。
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湯沢里山クラブの高橋さんは、最近地元で若手の育成も行っているそうです。その際には「植物の名を覚える時は、種名だけでなく科名や属名なども意識すると、より深い理解につながるよ。」とアドバイスしているそうです。試しに今回紹介する花名にも科名・属名などを加えてみると、元々良く似ているコブシとタムシバ以外にも、カタクリとショウジョウバカマ、イワウチワとオオイワカガミなどが、それぞれ仲間(近縁種)であることがわかり「なるほど?」と思いました。点だった知識が線として繋がり、それがやがて面になっていくような感覚というのは、何とも楽しいものですね。
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【関連リンク】
○「湯沢里山クラブ」のエコツアーについて
http://www5.plala.or.jp/sikiyuzawa/
○「坂戸城跡」について
http://www.m-uonuma.jp/spot/muikamachi/spot_m_sakadojo.html
※「坂戸城跡」は、最近観光業界で注目を集めている南魚沼市美少女観光パンフレット「美女旅」でも2度紹介されています。
○Bijo-tabi Vol.1 No.3
http://mixpaper.jp/scr/viewer.php?id=5057fddfec196
○Bijo-tabi Vol.3 No.3
http://mixpaper.jp/scr/viewer.php?id=51efdbd7a5cc6
テーマ:地域情報(国内)
2015年05月25日|
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今年は5月上旬にエゾハルゼミの声を聞くという変わった年。
例年よりも草花の芽吹きも早いですが、
気温に左右される生き物の動きも早いようです。
5月上旬から「セミの声を聞いても姿を見ない」という日が続いていたのですが、
今日、今年度初の姿を確認することができました。
確認したその姿はまだ鳴いてはおらず、羽化の途中。

頑張って成虫へ変身しようとしているのですが、
今日(5月18日)のウトロは最高気温9.5℃という肌寒い一日。
変温動物のセミは寒いと動けなくなるので、
暖かな日に羽化することが多いのですが、
このセミは誤って今日という寒い日に出てきてしまったようです。
やはり寒くて動けないのか、約1時間経過しても同じ姿のまま。
この後、無事に旅立てたのでしょうか。
知床ネイチャーオフィス
柴田
テーマ:エコツアー体験記
2015年05月24日|
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【古希を前に】
今日のお客様!
年に一度は集まると言う同級生♪
もうすぐ古希とは思えない!
そんなみなさんと、答志島に行ってきました!
今日(5月15日)の答志島は大忙し!
ちりめん漁があったようで、あちこちにおいしそうな光景が広がっていました!

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海島遊民くらぶ
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テーマ:地域情報(国内)
2015年05月22日|
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来年2016年、伊勢志摩国立公園は指定70周年を迎えます。
それをうけ伊勢市の出版社「伊勢文化舎」さんが、地元ならでは視線で伊勢志摩公園の歴史や自然、お薦めスポットなどを紹介するタブロイド判の無料情報誌「ぱるく伊勢志摩」を創刊しました。来年度末まで、計10回の発行を予定しているとのこと。
4月に発行されたこの創刊号では、「伊勢志摩と私」のインタビューコーナーで、なんと日本エコツーリズム協会の江崎貴久理事が大きく取り上げられています。
江崎さんは鳥羽のエコツアー会社「海島遊民くらぶ」の代表でもあり、鳥羽市エコツーリズム推進協議会会長でもあります。
この「ぱるく伊勢志摩」では、伊勢志摩に暮らす人々や、そこに広がる自然、連綿と受け継がれてきた文化が写真や地図付で紹介されています。「三重県」の「伊勢志摩」、それに「国立公園」というくくりがあるからこそ、細やかなところまで紹介されている冊子です。
伊勢志摩の観光案内所や、東京の三重県サテライトショップ、他にも大阪や奈良などの主要駅で配付されています。ぜひ手に取って三重の魅力を感じてください。
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★【東京での配布】6月6-7日に代々木公園で開催される環境省主催「エコライフ・フェア2015」内、日本エコツーリズム協会出展ブースでも配布をします。(数に限りあり)

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テーマ:地域情報(国内)
2015年05月21日|
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京都府にある、かやぶき屋根の家々が立ち並ぶ風景が特徴的な美山から、冬のイベントのお知らせです。
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2016年の雪灯廊の日程を決定しました。
開催日:2016年1月30日(土)?2月6日(土)
(写真提供:美山町観光協会)
テーマ:地域情報(国内)
2015年05月20日|
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5月13日、7泊8日の「日豪環境ボランティアプログラム」が無事終了しました。
各地から参加してくださったボランティアの方々、地域の皆さん、そして学生たちとみんなの力が結集して今回のプログラムは大成功のうちに幕を閉じることができました。ありがとうございました。
また、このネットワークを通じて新たなチャレンジをしていきます。今回の活動の詳細は、こちらをご覧ください。
https://www.facebook.com/2015ASO
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テーマ:地域情報(国内)
2015年05月19日|
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今日(5月12日)の日豪環境ボランティアは、高森町草部地域にお邪魔しています。
地域の方から、吉見郷土資料館で昔の生活についてお話伺っています。
縄編み機や古い消火器など生活で実際に使っていたものに触れて参加者も興奮!


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テーマ:地域情報(国内)
2015年05月18日|
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日豪環境ボランティアチームと今日(5月11日)は阿蘇の水について学んでいます。
蘇にある11の水源のうち、あまり知られていない水源巡りツアーしています。
阿蘇の火口側に降った雨と、外輪山側に降った雨がそれぞれ地下水となり、やがて水源となって涌き出て豊かな水の国、阿蘇を作っています。


テーマ:エコツアー体験記
2015年05月16日|
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【Try Out the Local Favorites on the Street of Toba Castle Town】
素敵なメンバーとつまみ食いツアーへ!
今日の一品は今シーズン最後の伊勢海老のちくわ!
炭火で焼くと、いい香り♪

海島遊民くらぶ オズ
テーマ:地域情報(国内)
2015年05月15日|
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★熊本在住の日本エコツーリズム協会理事から、夜のおすすめスポットの紹介が届きました。
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この季節は夜の熊本城がオススメです。本当にどこから見ても惚れ惚れするほど美しい!



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テーマ:地域情報(国内)
2015年05月14日|
(株)ピッキオ |
本日5月10日の「春がいちばん!早朝バードウォッチング」では、
以下の野鳥が観察されました。
アオサギ、コゲラ(声)、アカゲラ、カケス(声)、ハシボソガラス、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ(声)、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス(声)、ヤブサメ(声)、センダイムシクイ(声)、ゴジュウカラ、ミソサザイ(声)、カワガラス(声)、クロツグミ(声)、コルリ、キビタキ、オオルリ、キセキレイ(声)、カワラヒワ、イカル、ホオジロ(声)、計25種
アカゲラは、お客様が巣穴を掘っているのに気付き、
オスとメスが作業を交代するところも見ることができました。
オオルリやコルリは、今までよくさえずっていた場所で、
あまり声が聞こえなくなりました。
お嫁さんが決まったのでしょうか?
今よくさえずっているオスは、まだ独身なのかもしれませんね。
さて、今日も夕方に、ミソサザイの沢を歩いてみました。
所々で立ち止まりながらゆっくりミソサザイ休憩所まで登り、
再びゆっくりと降りてくると、
日陰になった谷底に、オオルリのオスが水飲みに降りてきました。

オオルリ
左足に白と青の足環が付いていますね。
野鳥の森でオオルリの調査をおこなっている研究者の方が装着したものですが、
おそらく去年か一昨年に足環を装着された個体が、
再び野鳥の森に帰って来たのでしょう。
去年もこの足環のオスを見た記憶があるのですが、
はて、どこになわばりを張っていたか・・・?
他にもエナガやコガラが沢に降りて来たので、そちらの方に接近すると、
沢から青い鳥が飛び立ちました。
「あのコルリだ!」

コルリ
陽が当たった枯木の上の、
木の影になっている場所に静止しました
(よりによって・・・と言うか、おそらく意図して)。
枯木の右側は明るすぎるし、背景の根は目立つし、
もうちょっと良い場所に動いてくれないかしら・・・
そう思った瞬間、沢の手前側の死角になった場所に飛び込み、
そのまま行方不明・・・。
つくづく上手く撮らせてくれないコルリさんです。
ピッキオ
大塚
テーマ:地域情報(国内)
2015年05月13日|
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5月はじめ、東京都西部に位置する高尾山(たかおさん)に登ってきました。
高尾山は標高599m、そして登山道が整備されかつケーブルカーやリフトもあることから、気軽に登れる山でもあります。
登山道もいくつかあり、特に高尾山薬王院へ続く「1号路」は石畳整備がされているため歩きやすく、小さなお子さんにとってもも比較的歩きやすい道となっているようです。
そして「4号路」にはこんな吊り橋があり、森を吹き抜ける風を楽しむことができます。

山頂にはこんな看板も。
このまわりでは訪れた方々が記念撮影をしていました。

展望台からは丹沢方面を見ることができ、また天気がさらによければ富士山も見えるそうです。
高尾山は、常緑広葉樹と落葉広葉樹、両方が生育する地(ちょうど境目にあたるそう)であり、登山道にも高尾山ならではの植生を説明する看板がありました。
登山道を歩いていると、ブナのさわやかな緑も美しかったのですが、時折あらわれるホオノキの大きな葉は存在感があり、すでに花を咲かせている木もありました。

展望台には小学生の遠足できたと思われる一団や、海外からの観光客の方もいて、思い思いの場所で景色を眺めながら昼食をとったり、記念撮影をしている姿がみられました。
高尾山は都心から電車で約1時間もあれば行ける場所なので、身近な緑を楽しむ場所として親しまれているのだと感じました。
今の時期は様々な緑色が楽しめるので、おすすめの場所です。
テーマ:地域情報(国内)
2015年05月12日|
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知床五湖にいつも見かけないお客様がいます。
枯草の中で目立つ純白の羽の、おそらく「チュウサギ」です。

本州に居た頃はよく近所の河川で白いサギを見かけましたが、北海道に来てからはほとんど見ていません。
なんだか新鮮です。
「白鷺」とよく言いますが、実はそのままの名前のサギはいません。
ダイサギ、チュウサギ、コサギ、などの白いサギをまとめて呼んでいます。
中でも、チュウサギは全国的にも数が減っている種類。
いつも出会える鳥ではありませんので、
ここしばらくで知床五湖へお越しの皆さまはぜひ二湖周辺で黒い大きな動物だけでなく、
白い鳥を探してみてください!
知床ネイチャーオフィス
佐々木