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地域情報(海外)
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2015年04月18日|
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皆様 アロハ! ハワイ州観光局です。 さて、前回までハワイの太陽エネルギー、風力エネルギーとご紹介させて頂きましたが、今月は、海洋エネルギーについてご紹介させて頂きます。 その昔、ハワイの住民を長く支えてきたのはハワイ諸島を囲む海でした。そして、それは、今でも変わっていませんが、現在では、新技術を採用して、将来の世代のために海洋が持つエネルギー資源を生かした再生可能なエネルギー開発も進めています。

地球表面の70%を覆う海は、太陽から熱エネルギーを吸収する世界最大のソーラーコレクターとして働き、潮と波からは運動エネルギーが生じます。海洋エネルギーの中でも、波エネルギー、海水の温度差より生み出すエネルギーは、もっとも豊富で有望な資源であり、ハワイの潮や海流から生じるエネルギーは、今後は海洋発電機の設計技術を改善することにより、有望な資源になると言われています。
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海洋表層の温水と深海の冷水の温度差を利用したエネルギーは、従来の空調、または、電気を生成するためのいずれかに使用されています。また、ハワイ諸島の北海岸に生じる波は、米国では最も強いといわれており、いくつかの国際企業が今後の展開の可能性を探るためにハワイを訪れているようです。
ハワイには、1880年代よりヌウアヌやヒロにある水力発電所以外にも多数の水力発電所がありますが、現在、新たな水力発電プロジェクトとして、ハワイ島、カウアイ島、マウイ島で議論されています。
海洋パワーを利用して生み出す再生可能エネルギーの可能性は、今後もさらに広がっていくでしょう。
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2015年04月15日|
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現在、エクアドルの国内線3社がガラパゴスに乗り入れ、毎日大勢の人々がガラパゴスを訪れます。ガラパゴスへの年間入島者数はついに昨年20万人を超えたと聞いてはいましたが、タラップを降りてから空港ターミナルまで続く人の列を目にすると、自分もそのうちの一人なのに驚いてしまいます。
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ガラパゴスの脆弱な生態系を守るためにエクアドルの関係諸機関がいろいろな方法を講じ、来島者にも理解と協力を求めています。ガラパゴス空港では到着してからターミナルに入る前に靴底についた植物の種や昆虫などを払落し殺虫するための薬品が浸されたマットがひかれています。 
空港ターミナルに入ると、ガラパゴス開発庁(CONSEJO)とガラパゴス国立公園局(PNG)がブースを構えていて順番を待ちます。CONSEJOではエクアドル本土を出発する際に交付を受けた入島カード(料金は現在$20)を提示して入島手続きを済ませ、PNGではガラパゴスへの入島料(現在$100)を払います。国境を超えるような厳密さがうかがえます。
 ガラパゴス特別検疫法に基づき、ガラパゴスに持ち込む荷物検査は結構厳しいです。国内線の搭乗手続きの際には預け入れ荷物の検査を受けますが、ガラパゴスに到着すると手荷物の検査を受けます。荷物から梅干しが見つかり禁制品だから持ち込めないと強い口調でとがめられました。梅干しは生物ではないからたとえ植えても100年たっても芽は出ないと問答を繰り返しましたが、結局放棄することになりました。
 預け入れ荷物をピックアップして空港で待っているガイドさんの歓迎を受けると、いよいよガラパゴスのスケジュールが始まります。まずは空港からイタバカ海峡までシャトルバスを利用して移動します。これから始まるガラパゴス旅行に期待が膨らみ、はるばる遠くまで来た旅の疲れも忘れます。
文責:波形克則 ガラパゴスを楽しんでください→www.galapagos.co.jp
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2015年04月04日|
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ヤップから宅急便です。 ココナッツオイルをお届けになりました。 挨拶も兼ねて日本エコツーリズム協会の事務所におすそ分け。 なんとこのココナッツオイル、友達が作ってくれたものなのです。 20度以上じゃないと溶けないので、写真では白くなっています。 その香りといったら香ばしいのなんのって、ボトルを開けるたび、よだれがでてしまいます。 マッサージや料理にも使えるので、万能オイルです。何に使おうかな?。 ちなみに後ろのイヤリングも友達がココナッツで作ってくれたものです。 ヤップの固有種の鳥モナークをかたどったものでオーダーメイド。 世界に一つだけの私の宝物です。 みんな手作りで作っちゃうヤップの人々、なんだかうらやましいなぁ。
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2015年04月04日|
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皆様 アロハ!
ハワイ州観光局です。 今月は、風力エネルギーについてご紹介させて頂きます。 風力は化石燃料などと違い再生可能なエネルギーの1つです。 風を利用したエネルギー発電は日本をはじめ世界各地で注目を集めています。もちろん、ハワイも例外ではありません。
古代のハワイアンたちにとって、帆船で航海をする際に風は欠かせませんでしたが、現代のハワイの人々にとって、風はクリーンで再生可能なエネルギー資源として計り知れない可能性を秘めています。
 写真: Hawaii Tourism Authority (HTA) / Tor Johnson アメリカ合衆国エネルギー省(DOE)によると、ハワイには風力エネルギーを生産するために必要な風がハワイ諸島のいたるところに分布されています。AWSTruewindのグラフではハワイ諸島の風力密度を示し、赤や青などの色が濃いエリアほど風力が強いエリアを表しています。この図を見てもハワイ諸島の各島々にエネルギー生産に不可欠な強力な風が絶え間なく吹いていることがわかるかと思います。特にモロカイ島やラナイ島では40%の確率で風が吹き、風力がアメリカ国内でも最高レベルに達しています。
 ハワイには現在カフクの風力発電所をはじめ、数か所の風力発電所がありますが、この他にも建設予定のものが多数あります。クリーンかつ低コスト、そして、持続可能という優良資源の風力エネルギーは古代のハワイアンのみならず現代のハワイの人々にとっても大切な資源であり、今後今まで以上に風力エネルギーに注目が集まることでしょう。
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ハワイ州観光局 http://www.gohawaii.com/jp/
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2015年04月03日|
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南仏もここ最近暖かくなり外で過ごすのが気持ちよい季節となってまいりました。 日本も桜が美しい頃だと思います。
南仏イエールの海はぺラゴス保護海域でイルカや鯨が保護されています。 イエールで人気のマリンスポーツ、スタンダップ パドルをする方から写真が届きました。 2月の青空の下、なんとイルカたちも海岸に出てきたそうです。 写真がその時のものです。

南仏イエール公式サイト http://www.bonjourhyeres.com/ ツイッター https://twitter.com/hyeres83400 フェイスブック https://www.facebook.com/bonjourhyeres
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2015年03月31日|
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[図書館で翻訳家に]
ヤップにある小さな図書館 パブリックライブラリー 本は児童書を中心に置いてあります。入口から入ってすぐのところには日本語の絵本がおいてありました。話を聞くと「戦後、日本語をできる人がヤップにいると聞いて、日本人が送ってくれたの。」とのこと。「でも、みんな高齢者になってしまったから日本語を読めなくて、子供たちは絵を見て楽しんでいるのよ。よかったら、恵美、翻訳してくれないかしら?」本棚を見ると、ももたろうからさるかにがっせん。私が小さいときに読んだ本がいっぱい並んであるのをみて、「私の拙い英語でよければ、お手伝いさせてください。」と一言。2週間だけでしたが、ヤップで翻訳家になりました。


[子供に刃物はあぶないの?]
「包丁を使う時は気をつけなさい。」お家での夕飯のお手伝い、小学校の時の家庭科の授業で聞いたこのフレーズ。ヤップでは、聞くことがありませんでした。タロイモを切るとき、枝を切るときも、ココナッツを飲むときも、当たり前のようにナイフを使うので、手の一部のような感覚です。10歳の子供でも大きな刃物で上手に使っていました。私も挑戦と思って小さなナイフでココナッツを切ったら思い切り左人指ゆびをカットしてしまいました。無理は禁物ですね。
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