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エコツーブログ |
高級珍味キャビアが奥飛騨の山の中で取れるとは驚きです。
テーマ: エコツアー体験記 |
2018年07月24日| 辻野 啓一 |
高級珍味キャビアが奥飛騨の山の中で取れるとは驚きです。
==奥飛騨(岐阜県)==
養殖の生け簀に群泳するチョウザメの数に驚き、言葉を失った
稚魚から15年物の1.5メートル級の成魚までが
複数の生け簀に悠然と泳いでいる。
奥飛騨とチョウザメがどうしても結びつかない。
この養殖場オーナーの奥飛騨ガーデンホテル焼岳の
代表取締役社長 石田清一さんから
「奥飛騨北アルプスの伏流水がチョウザメの養殖に極めて適している」
と聞いて、初めて納得した。
伏流水という綺麗な水が地域の宝であることに気づいたのである。
そしてその宝をどう活用するか考えに考えたのだ。
この努力が大輪の花を咲かせつつある。
素晴らしい。
チョウザメの寿命は150年。最高で5メートルの強大な魚になると言う。
10年物でチョウザメからとれるキャビアは2キロ。
世界三大珍味のキャビアは驚くほど高い。
高級なものは18グラムで1万円近くする。
するとこの生け簀にいるチョウザメからとれるキャビアは合わせて
「How much ?」、、、、 めまいがしそうな額だ!!
昨夜、夕食に出たキャビアは本当に癖がなく絶品だった。
ホテルのインド人のシェフが焼いたくれたナムにぴったりだった。
もう一つの宝はスッポン。
室内温度が30度に保たれた格納庫の棚には、
土にスッポンの卵を埋め込んだ箱がいくつもあった。
運よく、土の中から孵化して出てきたスッポンの赤ちゃんは
手足をパタパタさせ動き始めていた。何と可愛い仕草だ。
奥のスッポンの生け簀には成長したスッポンが何百匹もいるそうだが、
大変臆病なので、人が来るとすぐ底に潜ってしまうそうなので見学は諦めた。
“金のスッポン”と呼ばれている、何万匹に一匹も割合で生まれる
アルビノのスッポンがホテルの水槽で泳いでいた。
これで奥飛騨にはチョウザメ、スッポンそして秋にはマツタケと地域の宝が
揃ったわけだが、ここに至る道はそれほど平坦ではなかったと石田氏は語った。
チョウザメをここまで育てるのには10年かかったそうだ。
地域の宝は探し、このように磨くものだと今回改めて痛感した。
松本駅の電光掲示板は気温が40度と信じられないような値を知らせていた。
意を決して、国宝 松本城だけ見て帰ることにした。
事務局長 辻野
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