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エコツーブログ |
クルミの洞
テーマ: 地域情報(国内) |
2016年02月24日| (株)ピッキオ |
長野県軽井沢町にある、森のいきもの案内人ピッキオさんから、 ? クルミの洞 ? 軽井沢野鳥の森と星野別荘地が接する場所に、 1本の枯れたオニグルミがあります。 その幹には直径12センチ程の丸い穴が開いていて、 以前はよく、その樹洞でムササビが寝ていたものでした。 夏には樹洞にオオスズメバチが巣を作る事もありましたが、 秋になってハチがいなくなると、ハチの巣が綺麗にほじくられて、 再びムササビが寝ていたものです。 ? しかしそのオニグルミが枯れてから、 次第にその樹洞も朽ちてきて、 ムササビが寝ている事も、めったに無くなったのです。 今朝の「野鳥の森ネイチャーウォッチング」。 バードキャビンに到着すると、突然、雪が舞いはじめました。 風も出てきて吹雪のようになったので、 足元の良い別荘地を抜けて帰ろうと、例のオニグルミの枯木の前を通りました。 すると・・・ ? ? ? 「誰?」 いました! 私がここでムササビを見たのは何年ぶりでしょうか? 目をまんまるに見開いて、ずいぶん警戒しているようですね。 恐らくこのムササビも、すぐ近くに人間が歩く道があるなんて 思ってもいなかったのでしょう。 明日はまた、別の場所で寝ているのではないでしょうか? さて、雪が舞うような真冬の森で、ムササビは何を食べているのでしょうか? 実は一昨日の鳥類調査の際、ムササビの食痕も観察していました。 ? ムササビ食痕ミズナラ冬芽 雪の上に、小枝と何かがバラバラと落ちています。 ? 落ちているのはミズナラの冬芽を覆っている芽鱗。 そして丸いムササビの糞(写真左側の丸い物体)です。 ? ? そして小枝を拾い上げて観察すると、 枝先の冬芽がかじり取られているのが判ります。 ? 右が冬芽がかじり取られた痕。 左は食べ残された冬芽です。 ムササビは今の季節、高い木の梢で、 冬芽や樹皮などを食べているのです。 ? 大塚 |